粘着ローラー(コロコロ)の比較で判明!粘着力と床質で選ぶ失敗しない掃除術

粘着ローラー(コロコロ)の比較で判明!粘着力と床質で選ぶ失敗しない掃除術
粘着ローラー(コロコロ)の比較で判明!粘着力と床質で選ぶ失敗しない掃除術
洗剤・道具・100均活用

お部屋の掃除をサッと済ませたいときに欠かせない粘着ローラーですが、いざ買おうとすると種類の多さに驚くことはありませんか。どのメーカーの商品も同じように見えますが、実は粘着力やテープの加工に大きな違いがあります。適当に選んでしまうと、フローリングにテープが張り付いて剥がれなくなったり、逆にカーペットの毛が全く取れなかったりと、掃除の効率を下げてしまう原因にもなりかねません。

この記事では、粘着ローラー(コロコロ)の比較を軸に、粘着力の違いやそれぞれの床に最適な選び方を詳しく解説します。掃除のプロも意識しているポイントを押さえるだけで、毎日の家事がぐっと楽になります。自分のライフスタイルや部屋の環境にぴったりな一本を見つけるためのヒントとして、ぜひ最後まで参考にしてください。使い勝手の良い道具を選ぶことが、綺麗な部屋を保つ近道になります。

粘着ローラー(コロコロ)の比較で大切な粘着力の違いと選び方

粘着ローラーを選ぶ際、最も気になるのが「ゴミをキャッチする力」ですよね。しかし、ただ粘着力が強ければ良いというわけではありません。使用する場所や目的に合わせて適切な強度を選ぶことが、ストレスのない掃除を実現するための基本となります。ここでは、粘着力の種類とその特徴について掘り下げていきます。

強力粘着タイプと標準タイプの違い

一般的に販売されている粘着ローラーには、大きく分けて「標準タイプ」と「強力粘着(ハイグレード)タイプ」の2種類が存在します。標準タイプは、日常的なホコリや髪の毛を軽快に取るのに向いています。粘着剤が適度な厚みで塗布されており、布地を傷めにくいのがメリットです。一方で、ペットを飼っている家庭や、奥まで入り込んだ砂ゴミなどを掃除したい場合には、強力粘着タイプが重宝します。

強力粘着タイプは、粘着剤の層が厚く設定されており、接地面が広いのが特徴です。カーペットの毛足の奥に絡まったペットの毛や細かな糸くずも、一度の回転でしっかりと吸着してくれます。ただし、その分、薄手のラグや衣類に使用すると、生地を引っ張りすぎてしまう恐れがあります。用途を限定して、メインの掃除用として備えておくのが賢い方法といえるでしょう。

また、強力タイプの中には、特定の方向にだけ粘着力が強く働くような加工が施されているものもあります。これにより、軽い力で転がしてもゴミを逃さない工夫がされています。自分の部屋にどの程度の汚れが多いのかを把握し、それに合わせた強度を選ぶことが、粘着ローラー選びの第一歩となります。まずは、リビングのメインカーペットに合わせて選んでみるのがおすすめです。

粘着力の選び方の目安

・標準タイプ:フローリングとの併用や、薄手のラグ、衣服のホコリ取りに最適

・強力タイプ:厚手のカーペット、ペットの毛、車内清掃など、しつこい汚れに最適

床質に合わせた粘着剤の使い分け

粘着ローラーの失敗で多いのが、フローリングに使ってテープが床にべったりと張り付いてしまうケースです。これは、カーペット専用の強い粘着剤が平滑な面に密着しすぎてしまうために起こります。そのため、最近では「フローリング・カーペット兼用」や「マルチタイプ」と呼ばれる商品が増えてきました。これらは、粘着剤の塗り方が工夫されており、床を選ばず使用できるのが魅力です。

兼用タイプは、テープの表面に凸凹としたクッション加工が施されていたり、粘着剤がスジ状に塗られていたりします。これにより、フローリングのような平らな面では接地面積を抑え、カーペットのような柔らかい面では深く入り込む仕組みになっています。一本で家中を掃除したいと考えている方には、このようなマルチに使える粘着力が調整されたモデルが非常に便利です。

一方で、特定の場所専用として設計されたものもあります。例えば、畳専用の粘着ローラーは、畳の目を傷めないように極めて弱い粘着力に設定されています。このように、床質に適した粘着剤を選ばないと、床材の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。購入前には必ずパッケージを確認し、自分が使いたい場所が「適応箇所」に含まれているかをチェックする習慣をつけましょう。

平らな床(フローリングなど)に使用する場合は、必ず「フローリング対応」の表記があるテープを選んでください。専用品以外を使うと、ワックスが剥げたりテープがちぎれたりするトラブルの原因になります。

衣類用と空間用の使い分けの重要性

お掃除用の粘着ローラーをそのままコートやスーツに使っていませんか。実は、空間用の掃除ローラーと衣類用では、粘着剤の成分やロールの幅が大きく異なります。衣類用は、布地の繊維を抜いてしまわないよう、非常にソフトな粘着力に調整されています。また、持ち運びができるようにコンパクトなサイズ感になっており、外出先での身だしなみチェックにも役立ちます。

衣類に掃除用の強力タイプを使ってしまうと、生地が毛羽立ったり、デリケートな素材を傷めたりするリスクが高まります。特にお気に入りのニットやウール製品などは、繊維が細かいため注意が必要です。衣類用として販売されているものは、テープが斜めにカットしやすくなっていたり、静電気を抑える加工がされていたりと、服をケアするための工夫が随所に凝らされています。

さらに、衣類用の中には「洗って繰り返し使える」タイプも存在します。これは粘着力の持続性は使い捨てに劣りますが、ゴミが出ないためエコであり、ちょっとしたホコリを取りたい時に非常に重宝します。家の中を綺麗にするためのローラーと、自分自身の身なりを整えるためのローラーを明確に分けることで、どちらもより長く、効果的に使い続けることができるようになります。

衣類用粘着ローラーは、玄関先に置いておくと外出直前や帰宅時の花粉対策にも活用できます。掃除用とは別に一本用意しておくのがスマートな使い方です。

メーカー別!人気の粘着ローラー比較とそれぞれの特徴

粘着ローラー、いわゆる「コロコロ」は多くのメーカーから発売されています。元祖であるニトムズをはじめ、100円ショップや無印良品など、選択肢は非常に豊富です。それぞれのメーカーが独自に開発した機能やこだわりを知ることで、自分にとって最も使いやすい一台が見えてきます。代表的なメーカーの製品を比較してみましょう。

元祖の安心感!ニトムズ「コロコロ」シリーズ

粘着ローラーの代名詞ともいえる「コロコロ」は、ニトムズの登録商標です。元祖ならではの技術力があり、そのラインナップの多さは圧倒的です。特に「スカットカット」という機能は、多くのユーザーから支持されています。これは、テープの切り込みがオレンジ色のラインで表示されており、めくり口がすぐに見つかるだけでなく、スパッと綺麗に切れる画期的な仕組みです。

ニトムズの製品は、粘着力の質にもこだわりがあります。「ハイグレードSC」などの上位モデルでは、長い毛足のカーペットでも奥のゴミまでしっかりキャッチする一方で、テープがバラバラに裂けにくい耐久性を備えています。また、持ち手(本体)の設計も人間工学に基づいたものが多く、長時間使用しても疲れにくい工夫がされています。迷ったらまずはニトムズを選べば間違いない、と言われるほどの信頼性があります。

さらに、プロ仕様の強力なモデルから、インテリアに馴染むスタイリッシュなデザインまで幅広く展開しています。単なる掃除道具としてだけでなく、生活空間の一部として置いても違和感のないケース付きモデルも人気です。替えテープの入手性も非常に高く、コンビニやドラッグストアでいつでも手に入る点も、長く使い続ける上では大きなメリットといえるでしょう。

コスパと機能の両立!レック「激落ちくん」シリーズ

メラミンスポンジで有名なレックも、粘着ローラーの分野で非常に高い人気を誇っています。「激落ちくん」シリーズの粘着ローラーは、なんといってもコストパフォーマンスの高さが魅力です。他社製品と比較して、1巻あたりの枚数が多かったり、セット販売で安価に提供されていたりと、家計に優しい選択肢となっています。安価でありながら、粘着力についても妥協はありません。

レックの製品で特筆すべきは、独自のスリット加工です。テープの端に特殊な加工が施されており、次のシートが剥がしやすいように設計されています。また、フローリングでも貼り付きにくい「ハイブリッド粘着」などの技術も投入されており、安かろう悪かろうではない、確かな品質を提供しています。日常的に大量のテープを消費する、小さな子供やペットがいる家庭に最適なメーカーです。

さらに、本体の形状にも工夫が見られます。自立するケースが付属しているものが多く、壁に立てかけなくても収納できる利便性があります。デザインもシンプルで分かりやすく、どこの店舗でも見かけることが多いため、予備を買い忘れた際にも安心です。経済性と実用性を高いレベルでバランスさせているのが、レックの大きな強みといえるでしょう。

デザインと汎用性が魅力!無印良品と100均製品

シンプルで洗練されたデザインを求めるなら、無印良品の粘着クリーナーが選択肢に入ります。無印良品の製品は、部屋のどこに置いてもインテリアを邪魔しない白を基調としたミニマルなデザインが特徴です。また、ポールを付け替えることで、手持ちタイプとしてもロングタイプとしても使える「システム掃除用品」の一部となっており、拡張性が高いのがメリットです。

一方、ダイソーやセリアなどの100円ショップで販売されている製品も侮れません。最近では、斜めカットタイプのテープや、特定の汚れに特化したモデルも登場しています。100均製品の最大のメリットは、何といってもその価格です。洗面所、寝室、玄関など、各部屋に一台ずつ配置しても負担になりません。粘着力自体は標準的なものが多いですが、こまめな掃除には十分すぎる性能を持っています。

ただし、100均の本体にメーカー品の替えテープを使おうとすると、サイズが微妙に合わない場合があるため注意が必要です。無印良品も専用の替えテープが推奨されていますが、市販の標準サイズであれば適合することが多いです。デザイン性を重視して無印を選ぶか、徹底的な安さを求めて100均を活用するかは、掃除の頻度や置く場所に合わせて判断するのが良いでしょう。

メーカー 主な特徴 おすすめの人
ニトムズ 機能性が高くラインナップ豊富 品質重視、機能性を求める人
レック コスパ抜群で使いやすい 安さと品質を両立させたい人
無印良品 インテリアに馴染むデザイン 見た目の統一感にこだわりたい人

粘着力だけで選ばない!床の素材に合わせた最適な使い分け

粘着ローラーを活用する上で、粘着力と同じくらい重要なのが「どこで使うか」という視点です。家の中にはフローリング、カーペット、クッションフロアなど様々な素材があります。それぞれの特性を無視して使用すると、汚れが落ちないばかりか、素材そのものを傷めてしまう可能性があります。場所ごとの最適な使い方を知ることで、掃除の仕上がりは劇的に変わります。

フローリングには「弱粘着」や「クッションタイプ」を

フローリングに強力な粘着ローラーを使ってしまうと、テープの粘着成分が床に移ってしまい、床がベタついたりワックスを剥がしてしまったりすることがあります。そのため、フローリングでの使用を前提とする場合は、必ず「フローリング対応」と記載されたテープを選んでください。これらのテープは、粘着力が意図的に抑えられていたり、クッション性のある素材で接地面をコントロールしたりしています。

特に最近人気なのが、スジ状に粘着剤が塗られているタイプです。このタイプは、床への貼り付きを防ぎながら、髪の毛や細かなホコリだけを拾い上げるように設計されています。フローリングの溝に入り込んだゴミは取りにくいことがありますが、クッション性の高いテープであれば、わずかな凹凸にも追従してゴミをキャッチしてくれます。掃除機を出すのが面倒な夜間や、サッと一箇所だけ掃除したい時に非常に便利です。

また、フローリング掃除の際は、力を入れすぎずに転がすのがコツです。粘着力が弱いからといって強く押し付けると、かえってテープの端が床に密着し、剥がれにくくなる原因になります。軽い力でリズムよく転がすだけで、フローリングの美しさを保ちながら清潔な状態を維持できます。掃除機と併用することで、舞い上がりやすい微細なハウスダストを効果的に除去できるでしょう。

カーペット・ラグには「強粘着」で奥までアプローチ

カーペットやラグの掃除において、粘着ローラーは最大の効果を発揮します。繊維の奥に入り込んだ髪の毛やペットの抜け毛、フケなどは、掃除機だけでは完全に吸い取ることが難しい場合が多いからです。ここでは、遠慮なく強力粘着タイプを使用しましょう。毛足が長いタイプほど、粘着剤が厚く、キャッチ力の高いテープを選ぶのが正解です。

カーペットを掃除する際は、一方向に転がすだけでなく、縦・横・斜めと多方向に動かすのがポイントです。こうすることで、繊維の隙間に隠れたゴミをあらゆる角度から引き出すことができます。また、強力なテープを使う場合は、最初に少しだけ自分の手のひらや服で粘着力を落としてから使うと、最初のひと転がしでカーペットが浮き上がってしまうストレスを軽減できます。

粘着ローラーによるカーペット掃除は、単にゴミを取るだけでなく、繊維を立ち上げる効果も期待できます。ペタッと寝てしまった毛を粘着力で引き起こすことで、カーペットのふんわりとした質感が復活します。特に座る頻度が高い場所や、重い家具を置いていた跡などは、念入りにコロコロすることで見た目の美しさも取り戻せるでしょう。こまめなケアが、お気に入りのラグを長持ちさせる秘訣です。

カーペット掃除の効果を高めるコツ

1. 繊維の目に逆らうように転がしてゴミを浮かす

2. 強粘着テープを使い、奥の汚れまでしっかり吸着させる

3. 最後は毛並みを整えるように優しく一方向に転がす

クッションフロアや畳での注意点

キッチンやトイレによく使われるクッションフロアは、素材が柔らかいため、粘着力が強すぎると表面を傷めたり、跡が残ったりすることがあります。基本的にはフローリング用と同じ「弱粘着」や「マルチタイプ」を使用するのが無難です。水気が残っている状態で使用すると、粘着剤が白濁して残ってしまうこともあるため、必ず床が乾いていることを確認してから使用してください。

さらに注意が必要なのが畳です。畳は天然のい草を編んで作られているデリケートな素材であるため、一般的な粘着ローラーの使用は推奨されません。どうしても使用したい場合は、必ず「畳専用」として売られている極弱粘着のものを選んでください。通常のテープを使うと、い草を無理やり引き抜いてしまい、畳がささくれ立つ原因になります。畳の目に沿って、ごく優しく動かすのが鉄則です。

もし畳専用のテープが手元にない場合は、一度他の場所で使って粘着力がかなり落ちた状態のテープを使い、表面の大きなゴミだけをそっと取る程度に留めておきましょう。基本的には掃除機やほうきでの掃除をメインとし、粘着ローラーはあくまで補助的な役割として、場所に応じた適切な強度を見極めることが、住まいを大切に扱うことにつながります。

デリケートな床材に使用する前は、必ず目立たない場所で試して、貼り付きや変色がないかを確認するようにしましょう。

掃除がもっと楽になる!ストレスを感じないテープの性能と機能

粘着ローラーを使っていて最もストレスを感じる瞬間は、ゴミがいっぱいになったテープをめくる時ではないでしょうか。なかなかめくり口が見つからなかったり、途中で斜めに破れてしまったりすると、せっかくの掃除のやる気が削がれてしまいます。最近の製品は、こうした使い勝手の面で飛躍的な進化を遂げています。機能性に注目した比較ポイントを見ていきましょう。

めくりやすさを左右するカット加工の種類

テープのめくりやすさは、作業効率を大きく左右します。代表的なのが「ミシン目入り」のタイプです。これは一定の間隔でミシン目が入っており、手で簡単に切り取れるようになっています。しかし、ミシン目が浅いと破れにくかったり、逆に深すぎると掃除中に勝手に切れてしまったりすることもあり、メーカーの技術力が問われる部分です。

そんなミシン目の弱点を克服したのが、「斜めカット(らせん状)」のテープです。これはテープがぐるぐると螺旋状に巻かれており、端を少し持ち上げるだけでペリペリと綺麗に一周剥がすことができます。切れ目が重ならないため、どこがめくり口か迷うことがほとんどありません。一度この使い勝手に慣れてしまうと、従来のミシン目タイプには戻れないというユーザーも多いほど画期的な機能です。

また、ニトムズが採用している「スカットカット」のように、切り込みが明確に視覚化されているものも非常に使いやすいです。オレンジ色のラインが入っていることで、薄暗い部屋でも瞬時にめくり口を判別できます。テープを剥がすという些細な動作の積み重ねが掃除の時間を構成しているため、こうした「一発で剥がせる」機能は、家事のストレス軽減に大きく寄与します。

ゴミの付着を可視化するテープの色と模様

一般的な粘着ローラーのテープは白ですが、最近では「黒色」や「模様入り」のテープも登場しています。黒いテープの最大のメリットは、白いホコリやフケ、ペットの毛が驚くほどよく見えることです。取れたゴミがはっきりと確認できるため、掃除の達成感を得やすく、どの部分に汚れが集中しているかも一目瞭然になります。特に寝具のダニ対策や、ペットの毛掃除には黒いテープが非常に有効です。

一方で、従来の白いテープでも、表面に細かな模様がプリントされているものがあります。これは単なるデザインではなく、テープが剥がしやすくなるための工夫や、どこまで使ったかを知るための目安として機能しています。また、あまりに汚れが見えすぎるのが不快という方にとっては、白ベースにさりげない模様が入っていることで、汚れを適度に隠しつつ清潔感を保つことができます。

どちらが良いかは完全に好みの問題ですが、もし「掃除をしても綺麗になった気がしない」と感じているのであれば、一度黒いテープを試してみることをおすすめします。取れた汚れが可視化されることで、掃除の頻度やタイミングをより正確に判断できるようになります。自分の感覚に合ったテープの色を選ぶことも、掃除を習慣化させるための一つのテクニックです。

黒いテープは髪の毛は見えにくいですが、粉状のホコリや白いペットの毛を掃除する際にその真価を発揮します。用途に合わせて白と黒を使い分けるのも面白いでしょう。

ロングハンドルとケースの利便性

粘着ローラー本体の形状も、使い勝手を大きく左右する要素です。立ったまま掃除ができる「ロングハンドルタイプ」は、腰への負担を軽減したい方や、広い面積を一気に掃除したい方に適しています。多くの製品で伸縮式が採用されており、使わない時はコンパクトに収納できるのも魅力です。これ一本あれば、天井の隅のクモの巣取りなど、高い場所の掃除にも活用できます。

また、収納ケースの設計も重要です。粘着ローラーはテープがむき出しだと、置いておくだけで周りのものに貼り付いてしまいます。そのため、ほとんどの製品に専用ケースが付属していますが、この「出し入れのしやすさ」がポイントになります。片手でサッと取り出せて、戻す時もカチッと収まる自立式のケースは、掃除を始める際のハードルを下げてくれます。

中には、ケースそのものにクリーニング機能が付いているものや、横からスライドさせるだけで出し入れができるものなど、ユニークなアイデア製品もあります。掃除道具は「使いたい時にすぐに使える状態にあること」が理想です。デザイン性だけでなく、自分の収納スペースに合っているか、出し入れにストレスを感じないかを基準に本体を選ぶことで、掃除の頻度が自然と上がるはずです。

コスパ重視?機能重視?後悔しないための購入ガイド

自分にぴったりの粘着ローラーを選ぶためには、初期費用だけでなく、使い続ける上での「ランニングコスト」と「満足度」のバランスを考えることが大切です。安さだけで選ぶと予期せぬ不便さに悩まされることもありますし、高機能すぎても使いこなせないことがあります。失敗しないための最終的なチェックポイントをまとめました。

替えテープの互換性とランニングコスト

粘着ローラーは本体を買って終わりではなく、常に替えテープを補充し続ける必要があります。ここで注意したいのが「サイズ」です。多くのメーカーは標準サイズ(幅約160mm、内径約38mm)を採用していますが、一部の海外製品やデザイン特化モデルでは、専用の替えテープしか使えない場合があります。専用テープは価格が高めに設定されていることが多く、長期的なコストが膨らむ原因になります。

コストを抑えたい場合は、大手メーカーの本体を購入し、替えテープは100円ショップやECサイトのまとめ買い製品を利用するのが賢い方法です。標準サイズの本体であれば、多くの社外品テープが適合します。ただし、あまりに安すぎるテープは、粘着力が極端に弱かったり、紙質が悪くて掃除中に破れたりすることもあるため、口コミなどを参考に信頼できる品質のものを選ぶようにしましょう。

また、テープの「巻き数(長さ)」にも注目してください。一見安く見えても、巻き数が少ないとすぐに使い切ってしまい、結果的に高くつくことがあります。パッケージに記載されている「○周巻」や「○m」という表記を確認し、1周あたりの単価を意識して比較すると、本当のコスパが見えてきます。頻繁に使う場所には大容量タイプを、あまり使わない場所には標準タイプをと使い分けるのも手です。

コストパフォーマンスを高める選び方

・標準サイズ(幅160mm)の本体を選ぶ(替えテープの選択肢を増やすため)

・替えテープはまとめ買いや大容量巻を活用する

・メインの掃除場所には少し良いテープを使い、作業時間を短縮する

使用頻度と場所から考えるベストな一本

あなたが粘着ローラーを使うのはどんな時でしょうか。「毎日、部屋全体を掃除したい」のであれば、ロングハンドルで強力粘着のハイグレードモデルが最適です。一方で、「気付いた時に、足元の髪の毛をちょっと取りたい」だけなら、コンパクトな手持ちタイプで標準的な粘着力のものが使いやすいでしょう。このように、使用目的を明確にすることが、後悔しない買い物につながります。

家族構成も大きな判断基準になります。小さなお子さんがいる家庭では、食べこぼしや細かなゴミが多いため、広範囲を一度にカバーできる幅広タイプのローラーが重宝します。逆に、一人暮らしのワンルームであれば、収納場所を取らないスリムなタイプや、インテリアに溶け込む無印良品のようなデザイン重視のものが満足度を高めてくれます。自分の生活動線に合わせた配置も考慮しましょう。

また、ペットを飼っている場合は、ペット専用の粘着ローラーも検討の価値があります。これらは動物の毛の性質に合わせて粘着成分が調整されており、一般的なものよりも効率的に抜け毛を集めることができます。特定の悩みがはっきりしている場合は、多少価格が高くても「専用品」を選ぶことで、掃除にかかる時間と労力を大幅に削減でき、結果として高い満足感を得ることができます。

購入前に確認したい「本体の耐久性」

替えテープのことばかりに目が行きがちですが、本体(グリップやフレーム)の耐久性も重要です。100円ショップの本体は、使い続けるうちに回転軸がガタついたり、持ち手が折れたりすることがあります。毎日ガシガシ使いたい方は、しっかりとした金属製フレームを採用しているものや、グリップにラバー加工が施されていて握りやすい大手メーカー製を選ぶのが無難です。

特にロングタイプの場合、ジョイント部分の強度が重要になります。安価なものだと、転がしている最中に柄が縮んでしまったり、しなって力が逃げてしまったりすることがあります。長く愛用することを考えるなら、本体には数千円程度の投資をしても決して損はありません。使い勝手の良い本体は、掃除そのものを「楽しい作業」に変えてくれる力があります。

最後に、ケースの形状も再確認しましょう。片手で操作できるか、テープが床に接地せずに保管できるか、といったポイントは、毎日の掃除のストレスに直結します。お店で実物を触れる場合は、実際に転がしてみた感触や、ケースからの出し入れのスムーズさを確かめてみてください。自分の手にしっくり馴染む一本こそが、あなたにとっての正解です。

本体を一度良いものに買い替えれば、あとは替えテープを工夫するだけで、常に最高のコンディションで掃除を続けることができます。

粘着ローラー(コロコロ)の比較まとめ:粘着力と使いやすさで理想の1本を選ぼう

まとめ
まとめ

粘着ローラー(コロコロ)の選び方は、単に価格だけで決めるのではなく、粘着力の強さ、使用する床の素材、そしてテープのめくりやすさといった多角的な視点での比較が欠かせません。カーペットには奥のゴミまで届く強力粘着タイプ、フローリングには床を傷めない弱粘着やマルチタイプを選ぶことが、トラブルを防ぎ効率的に掃除を進めるための鉄則です。

また、ニトムズやレックといった主要メーカーの製品には、それぞれに「剥がしやすさ」や「コストパフォーマンス」などの際立った特徴があります。自分の掃除スタイルに合わせて、これらを賢く選別することが大切です。めくり口を探す小さなストレスを解消するだけでも、掃除に対する心理的なハードルは驚くほど下がります。今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひあなたの生活をより快適にしてくれる理想の粘着ローラーを見つけ出してください。

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